@2012.1.17 テレビ朝日「みんなの家庭の医学」
- 便秘解消には規則正しい生活、それがダメなら「ワン・ツー呼吸法」
- 肩こり解消には広背筋をしっかり伸ばす「今治タオル体操」が効果あり
))) 便秘の新事実:治らない便秘の原因は脳にあった!
正常な大腸をMRIで見てみると、直腸付近と作られたばかりの便の間には便が溜まっていないが、便秘の方の大腸は、大腸全体が約1kgも詰まっている。
便秘のスペシャリスト 順天堂大学付属順天堂医院 便秘外来の小林弘幸先生によると「鈍感腸」になっているということ。
))) 鈍感腸はセカンド・ブレインの不具合が原因
腸にはセカンド・ブレイン(第二の脳)があり、その不具合により鈍感腸になってしまう。
))) 通常の排便の仕組み
通常の排便のきっかけは食事で、胃に食べ物が入ることで、胃が下がり腸を刺激する。すると腸がぜん動運動をはじめ、便が動き始めて大腸の上の部分か肛門まで1〜3時間で運ばれる。(この時に便意はない)
そして直腸に便が達した時に、セカンド・ブレインが便があることを脳に伝え、便意を感じて、肛門が開いて排便される。
))) 腸にある神経細胞は脳の次に多い!!
脳には約150億の神経細胞があり、信号をやり取りして考えたり、身体の動きを制御している。
腸には小腸や大腸の壁に神経細胞が約1億個あり、脳とは関係なく独自に腸を動かしたり、食べ物から栄養を取り出す指令を出している。
便秘の人の神経細胞は通常より、約7〜10倍大きく変化しており、また便に反応しなくなるため、脳に便があることが伝わらない。便意を感じないため、便が溜まり続けることになる。
))) 神経細胞を変化させるのは生活習慣(不規則な生活)
不規則な生活習慣でまず異変を起こすモノは "自律神経"。
自律神経は "交感神経" と "副交感神経" がバランスをとって活動しているが、交感神経が優位になると、末梢の血管が細くなり、腸が動かなくなる。
腸が動かなくなり、便が一カ所に長くとどまると悪玉菌が増殖して腸に炎症が起きて神経細胞が変化すると考えられている。
逆に副交感神経が優位になると、身体がリラックスするため、血管が開き腸が動くようになる。
))) 便秘が簡単に解消する「ワン・ツー呼吸法」
2006年の日本体力医学会に発表された論文の「ヨーガ呼吸により副交感神経活動を亢進状態に導ける」という記述をヒントに小林先生が開発。
- 5秒間かけてゆっくりと鼻から息を吸う。
- 10秒間かけて口をすぼめてゆっくりと口から息を吐く。
- 1回5分間、朝・昼・晩の1日3回行う。
))) 肩こりの新事実:広背筋が原因の肩こりがあった!!
肩こりとは僧帽筋が疲労し硬くこわばった状態。
昭和大学 藤が丘リハビリテーション病院 スポーツ整形外科 教授 筒井 廣明先生によると、マッサージや肩をもむことで僧帽筋が緩むのは確かだが、それが僧帽筋にとって良いことかというと実はそうではない。
肩こりの本当の原因は背中のから腕に繋がっている筋肉 "広背筋" がうまく機能していないこと。
))) 万歳テスト(広背筋がうまく機能しているか分かる)
気をつけの姿勢で万歳をし、腕・耳・肩が一直線になればOK。
僧帽筋と広背筋は肩の関節を介してバランスを取り合っている。
腕を上げると僧帽筋が縮み、広背筋が伸びる。下げると僧帽筋が伸び、広背筋が縮む。
))) 僧帽筋と広背筋のバランスが崩れる原因は「広背筋が伸びない」こと
広背筋が伸びない場合、腕を上げようとした場合に僧帽筋が代わりに頑張ることで、僧帽筋が硬くなり、肩がこってしまう。
))) 広背筋を伸びなくする動作
パソコン、台所仕事などは同じ姿勢を長時間しつづける姿勢で、腕を動かすため僧帽筋を動いて肩を動かそうとするが、広背筋は伸びないために積み重ねで伸びることを忘れてしまう。
))) 今治タオル体操
健康増進の目的で地元の婦人会が10年前から始めた体操で、3分間で17のポーズを行う。
タオル体操の実践者にアンケートを実施したところ、144人中135人の方が肩こりが改善になったという。
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